大喬の恋愛見聞録

「出逢いを切り開く力」を使って理想の人と結婚するために

僕が十年間片思いしてる二次元の女の子

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十年前
僕はブラウン管の前で立ち尽くしていた
目の前の彼女に対するこの感情というものは
後に現実で僕が体験することになる
一目惚れというものに
非常に近いものであるということを
僕はまだ知る由もなかった

 

 

 

 

何か本を探しているの?
僕と彼女は図書館にいた
栗色の長い髪、華奢な体
そして、全てを魅了し尽くす笑顔

 

 

 

本の事となるとその小さな口元が
大きな弧を描き嬉しそうに話す
その控えめな細い彼女の背中が
本棚に向かっていく時
随分大きく、勇ましく見える
そんな彼女の仕草が僕の眼に釘を何本も打った

 

 

 

彼女は、とある恋愛ゲームの
登場キャラクターだった

 

 

 

そんな彼女を初めて見た十年前から
彼女は僕の心の中に住むようになった
僕の心の中にある一番深い階層
理想の女性」という大広間に
彼女は大好きな本をたくさん持ち込んで
ずいぶん豪華な座椅子に腰かけた

 

 

 

それからの学生生活の節々の栞には
彼女の面影が残っている

 

 

 

今、十年の節目に振り返る
僕は随分と大人びたけど
彼女の時は止まったままだ

 

 

 

十年前の僕から見た彼女は年上のお姉さん
今の僕から見た彼女はあどけない妙齢の女の子
僕と彼女の関係はこれからも形を変えていく

 

 

 

僕と彼女が過ごしたあの図書館
時空の中に投げ出され、閉じ込められ
朽ちる事すら忘れてしまっている
彼女は図書委員という自らの使命を
放棄するつもりなど一切ないようだ

 

 

 

三島由紀夫の「金閣寺」の名文に乗せて
そんな彼女の様を描写したい

 

 

 

この神秘的な栗色の髪の少女は
時も作らず、本をめくりもせず
自分が文学少女であることを
忘れてしまっているに違いなかった
しかし彼女が本を読まない様に
見えるのは間違いだ
僕の読む書物は空間の中に結末があるのに
彼女はその長い髪を不規則に靡かせながら
永遠に時間の中で結末の無い書物を読んでいる
時間がその純白の指先を次のページへ打つ

 

 

 

有限のものは壊れるが彼女は壊れない

 

 

 

現実で僕が惹かれる女性
理想の女性と声を掛ける女性というものは
どう考えても彼女の系譜を感じる
栗色の長い髪、華奢な体
全てを包めるかのような柔らかい雰囲気
自分が辛い時にでも真っ先に相手を
思いやることができる優しさ
そんな理想が彼女

 

 

 

僕は彼女に「理想の女性」のイデアを観る

 

 

 

ネットでの出会い
ストリートナンパ
いくつもの出会いが通り過ぎていく
それでも彼女の優しい笑顔は
消えはしない

 

 

 

瞼の裏には雀色に染まる
街を一望できるあの丘の上の公園が
すぐそこに広がっている

 

 

 

理想の女性」との、この現世を全うした後
もしかしたらこの丘の上の公園で
再び彼女と巡り逢うのかもしれない
その時彼女の読む終わりのない書物の結末を
共に迎えることができるのかな

 

 

 

モテなかった学生時代
辛い事はたくさんあった
そんなどん底の僕の支えになってくれた
彼女の声はいつも優しく背中を押してくれていた
貴方が居なければ間違いなく僕の命はどこか彼方
僕にとってかけがえのない女性

 

 

 

この先ずっと変わらない
僕の永遠の理想の女性
今日はそんな彼女の大切な記念日

 

 

 

お誕生日おめでとう
生まれてきてくれてありがとう

 

 

 

 

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