大喬の恋愛備忘録

大喬の恋愛備忘録

「出逢いを切り開く力」を使って理想の人と結婚するために

僕とネット女子③  -メンヘラコスプレイヤー-

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それは寒い冬の季節
ナンパに慣れた僕は
ナンパ師らしいマインドを
手に入れたつもりになっていた
冬の寒さが身に染みて
ストリートに立つのが
億劫になっていた僕は
再びネット女子と交流していた

 





朝青龍の失敗を
繰り返さないために
顏の分かる人を狙っていた

 

 

daujyo.hatenablog.com

 

 

そんなときに出会った
かなり可愛い
コスプレイヤーだった
始めの段階から
すでに食いつきMAXで
そんな彼女をもちろん僕は

 

 

 

顔を見たうえで好きになった

 

 

 

やり取りを始めて数時間で
連絡先を交換し
ずっと電話をしていた
話していく中で
感じていた違和感が
点と点が線になって
分かった事
リストカット
レッグカットも厭わない
そんな彼女はメンヘラだった

 

 

 

僕自身の話が
入る余地のないくらいに
彼女自身の事を
すっと喋っている人だった
生い立ち
将来の夢
自分の好きな物など
ずっと喋っていた

 

 

 

それから一週間ほど
電話が繋ぎっぱなしという
かつての朝青龍のような
日々が続いた
あの当時よりも外見
内面を底上げされていた僕は
確かな勝ちパターンを感じていた

 

 

 

ある日突如
通話越しのテンションが
明らかに下がり
口数が少なくなった
夜中に何も言わず
いきなり通話を切られ
朝まで繋がらなくなる
サイトに様子が
おかしくなった日付の
彼女が投稿した
募集文を見つけた

 

 

 

僕はなんとなく
あーあ」と察して
高度何千メートルを
飛ぶ飛行機が
燃料切れを起こして
あとはもう
墜落していくしかないという
そんな終わりに向かう
感覚を味わいながら
とんでもなく
ペースの遅くなった
LINEラリーを
彼女と繰り返していた

 

 

 

そして次の日
飛行機が墜落する
とんでもなく大きな音に驚きながら
既読になることが無くなった
LINEのトーク画面を
一人で眺めていた
僕は負けたんだ

 

 

 

メンヘラは簡単だよ
そんな声をたくさん聞いてきて
どんな感じが
その世界を覗きたくて
もがいてる僕がいるけど
彼女たちはまだ一度も
僕に勝たせてはくれない
勝てたことがない
勝てる兆しが
まだ見えていない
僕にとっては
これほどまでに難しい

 

 

 

メンヘラの女性に
負けるのが悔しいんじゃない
メンヘラの女性の裏側に居る
男たちに負けた事実
それが何より一番悔しいんだ
それに女性相手に
「勝つ」や「負ける」という表現は
あまり適切でないような気もする
ルックスあるいは
内面で完全に
食いつかせることができていれば
例え他の男と比較されようと
ガッツポーズしながら
一番にゴールテープに
辿りつけるはずなんだ

 

 

 

それができなかったという事実を
彼女がリストカット
使っていた真っ赤なカミソリで
僕の心に切り刻まれたようで
突き付けられたようで
涙が出るほど
悔しくて痛いんだ

 

 

 

ソイツらがどんな
アプローチをしているかは分からない
どんな系統の
ルックスなのかは分からない
けど僕はこの最大限に
気を遣っているルックスと
ストリートナンパで得た
マインドで挑んでいる
だからこそ自信があったし
勝利を確信していたんだ
でも今回も負けたんだ

 

 

 

これだけ大きいマイナスの中で
彼女が残していってくれたものは
彼女に送り付けられた痛々しい
リストカット画像だけじゃない
これからの僕の
メンヘラへの
アプローチの輪郭が
見え始めてきたんだ

 

 

 

僕が今まで
メンヘラの女性にしていた気遣いは
恐らく彼女たちには
通用しないんだ
彼女たちの求めている
アプローチと正反対のものを
投げかけてしまっていたのだろう

 

 

 

不幸になりたがっている女性を
幸せにしようというスタンスは
彼女たちのニーズに
反するのかもしれない
彼女たちが人から心配される手段
事実を奪おうとしてくる人間は
彼女たちにとって
虫唾が走るほど嫌いなのだろう
そんなことを彼女は
行動で教えてくれたような気がする
僕にとってはかなり大きな啓示なんだ

 

 

 

会ってもないのに・・・
キレイごとを言う人は大嫌い
彼女のそんな言葉が重くのしかかる

 

 

 

ブロックされてない事を確認して
サイト上の彼女のメッセージボックスに
もし街で声を掛けてきたのが俺だったら
その時はまたよろしくね
とメッセージを残して



僕はまたストリートへ足を運ぶ