大喬の恋愛備忘録

大喬の恋愛備忘録

「出逢いを切り開く力」を使って理想の人と結婚するために

初めてナンパをしたあの日

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去年の夏
僕は花火大会に出向いた
ストリートナンパの
舵取りを始める
僕にとっては記念すべき日

 

 

 

いきなり一人で
始めるのは怖かったので
ナンパ仲間を
募集してみたところ
思いのほかたくさんの人から
メッセージが届き
そのうちの一人といざ戦場へ

 

 

 

この日のために
服もバッチリ用意した
今まで黒のTシャツしか
着てこなかった自分が
白のオックスフードシャツに
色素の薄い細身のジーンズに
白スニーカーを纏っている
今まで使ったことない
明るい色使いに
若干の違和感と
気恥ずかしさを感じていた
鏡に映る自分が
自分ではないような不思議な感覚

 

 

 

花火が開催される
最寄駅へ向かうが、暑い
夕方といえど
さすが夏だった

 

 

 

駅に到着
この日初対面の
ナンパ仲間と対面
ちょっとこの人暗いかな?
若干の波長の合わなさを
感じつつも明るく振る舞った
まずはウォーミングアップに
道聞きをする事にした
会場までの道が分からないんで
女性に聞きながら行きましょう!

 

 

 

相方が声を掛ける気配がないので
一人で聞いていくことにした

 

 

 

人生で初めて
知らない女性への声掛け
この日開催される花火大会の
ポスターの近くにいる女の子に向かって
ここ行きたいんですけど
駅の北口から行けばいいんですか?
そうですね、ここをまっすぐ行ってもらって
左に曲がってもらえば良いですよ!
優しく、笑顔で答えてもらえた
人生初の女性への声掛けが
成功で終われた
この子に声を掛けて良かった
本当にありがとう

 

 

 

声掛け自体は全然緊張しなかった
何故なら自信があったから
この日のために準備してたから
会場に向かう途中
さらに今度は浴衣六人組の
女性に向かって一人で声掛け
若干警戒されつつも
会場までの道をまた細かく教えてもらえた
案外無視されないものだなと思った
親切な女性に適切に
声を掛けれてる自分の運のよさも
あるのかもしれない

 

 

 

会場に到着
すでに花火は上がり始めていた
僕にとって五年ぶりの
花火がけたたましい音と共に
夏の夜空を彩っていた
その音と光は夏の始まりを
告げているようで胸が躍った

 

 

 

一通り会場を物色
中高生が多く
声を掛けれそうな二十代前半の
女性二人組が少ない
もしかしたら会場選びに
失敗したかもしれない
一人でいる女性に
僕一人で声を掛ける

 

 

 

人生で初めてのナンパ
会場から少しだけ離れた
コンビニにいる女性に向かって
一人で来たの?
いいえ待ち合わせです!
そっか、ごめんね
無視はされなかった
そういう意味では
人生初ナンパの
声掛けが成功で終われた
この子に声を掛けて良かった
本当にありがとう

 

 

 

花火が打ち終わる間際
次に二人組の浴衣が似合う
女性に一人で声を掛けた
もう花火終わっちゃいますけど
少しだけ一緒に回りませんか?
もう帰るところなので!
断られたけど嬉しそうに
優しく笑顔で対応してもらえた
なんていい娘なんだろう
僕は本当に運がいいと思う
優しく対応してくれてありがとう

 

 

 

花火が打ち上がり終わって
人がどっと駅の方向へ
流れを作りはじめた
出店のおっちゃんは
最後の売り込みをしていて
その向かいの屋台は
お店をたたみ始めていた
お祭りが終わって
日常に戻っていく感覚
そんな雰囲気が
出てきた会場でも寂しくなかった

 

 

 

女性と回れなかったし、
ナンパの成果という意味では
結果は出ていない
だけど嬉しかった
僕の心はとてつもない達成感と
充実感で満たされていた

 

 

 

これからどんな女性が僕の隣に来てくれるんだろう

 

 

 

家路に向かう足取りは
いままでにないくらい軽かった